Mon Cachette vol.01 緑深い邸宅で暮らすジャック・ラッセル・テリア


緑深い邸宅で暮らす、ジャック・ラッセル・テリアのルウルウ。いつも一緒にいた兄弟犬のポウが先立って以来、寂しそうな様子を心配した内山しのぶさんは日々の散歩のみならず、旅や食事にルウルウを伴ってお出かけ。初めての“ひとりっ子”生活に元気を取り戻してきたルウルウは……

 

 

vol.01 内山しのぶさん&ルウルウ(ジャック・ラッセル・テリア、11歳)

 

「ジャック・ラッセル・テリアに初めて出会ったのは出張で滞在していたロンドン。90年代当時、日本ではまだあまりメジャーな犬種ではありませんでしたが、ロンドンのお庭を、小さな体なのにものすごく元気に駆け回る姿と可愛らしさに一目惚れ。実際に飼ってみたら、優しくて賢くて、おもしろくて、遊び好きで。  また、白い体にそれぞれ違う、トライカラーの入り方や、毛質もスムースからブロークン、ラフ、長さもいろいろだったり。ジャック・ラッセルの、個性あふれる気質と容姿、体格すべてが大好きなんです」と語る内山しのぶさん。

内山しのぶさんと愛犬ルウルウ(ジャック・ラッセル・テリア)

テラスで日向ぼっこするルウルウ。

ファッション誌編集長を歴任後、現在はeコマース「FLAG SHOP」でファッションを提案するディレクターとして活躍。現在は3頭目となるジャック・ラッセル・テリアのルウルウと、東京・世田谷区の緑豊かな一軒家で暮らしている。

「チャイウォーク」をテクテク。

「ここは初代ジャック・ラッセル・テリアのチャイと暮らすために設計した家。2階のテラスには雨の日でもチャイが外を少し歩けるように『チャイウォーク』と名付けたボードウォークを設けています。」 残念ながらチャイは難病のため9歳で早逝。その後、女の子のルウルウと、同胎犬の男の子・ポウがやってきた。

「生まれてからずっと一緒だったふたりは本当に仲良しで、週末は近くの多摩川の川岸で、走り回ったり、水遊びするのが大好きでした。」
ところが、ポウに血管肉腫が発見され、今年の春にあえなく先立たれてしまった。

イタリアのデザイナー、マリオ・マレンコが手掛けたソファ〈マレンコ〉からお庭を眺めるのが大好きな過ごし方。

「二匹でいたときからルウルウは手がかからずやさしくて、やんちゃで甘えん坊だったポウの世話をよく見ていました。でもひとりになってしまってから、寂しくて気落ちしているのか、元気がなかったんです。そんなルウルウに、ひとりっ子は楽しいよ!と思ってほしくて、二匹いた時にはできなかった外出や旅行に、できるだけ一緒に出かけるようにしたところ、ひとりっ子にも慣れ始めたのか、ルウルウは元気になってきました。」

ポウが大好きだったハウスに最近入るようになったルウルウ。このハウスはSYUNA&BANIで購入。

ルウルウの名前の由来は森茉莉が訳したジィップの著書『マドゥモァゼル・ルウルウ』より。

実は、この取材の数日前にルウルウにも腫瘍が発見され、闘病生活が始まっていた。

「チャイやポウの看護で得た知識もあり、いい先生にも巡りあえたので、今はそれほど不安になっていません。ずっと多頭飼いでにぎやかだったけれど、いまはルウルウとの静かな生活も心地よく感じています。」

鉄鍋で加熱した馬肉、馬ハツ、馬レバー、牛肉、鶏ササミを日替わりでトッピングするごはん。大好物は卵焼。 器はウエッジウッド製。

梅雨明けのさんさんとした光が差し込むリビングで、ルウルウとの穏やかな時間が流れていた。


Text by Miyako Akiyama, Photos by Masahiro Heguri(カウンタック写真部)

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