こんにちは、吉積です。ついに夏到来ですね!!
今日はインスタライブの際に多くの質問をいただいたお手入れについて、ビール君を使って紹介していきます。
ビール君は保護されてから、だいたい月1回くらいのペースでシャンプーをしていましたし、私がプロの端くれだったのもあり、シャンプーやドライング(乾かすこと)爪切りやブラッシング(ブラシで梳かすこと)に関して嫌な思いは1度もさせていない(はず?)ので、喜んでお風呂に入ります。昨年なんて、チャポンという音がして振り返ったら、顔だけ上手に濡れずに静かに湯船に浸かっているビール君が居たくらいです。
まぁ何と言っても私と一緒に1日の大半をサロンで過ごしていたので、テーブルやドライヤーなどは当たり前のようにテリトリーの中にありましたし
揃えていたいろんな種類のブラシや爪切りやコーム、バリカンなども自分で選ぶくらい(選んだのかは謎ですが)慣れていましたので、これはかなりのアドバンテージです。
しかし、最初から何の抵抗もされなかったかというと、そうではありません。徐々に慣れさせるにあたって、コツがあります。
まずは、最初から100%やろうとしないこと。
爪切りだったら、まず仰向けに腿の上に乗せる練習から。
抵抗されても、短時間でもいいので、人間のタイミングで離すこと!
そして慣れてきたら、1日1本でもいいので切っていきます。「全部」とか「順番」とかのこだわりは捨てましょう!
「好き」になってもらわなくても、社会で生きていくために必要なんだと「諦め」てくれればいいのです。だから、できるだけ手際よく、拘束時間は短く!
仰向けにできなければうつ伏せでも可能で、とにかく猫に無理のない姿勢であればいいのですが…
うつ伏せの状態は猫に主導権を握られやすく、簡単に逃げられてしまいますし、人間が足に意識が集中したときに猫の状態の変化に気付きにくい姿勢でもあります。
仰向けができない間、慣れるまでは、誰かに付き添ってもらうようにしましょう。
じつは、仰向けにすることって、役立つ機会が多々あるんです。
例えば、毛玉(もつれ)取り。大抵の毛玉は脇の下や内股、お尻にできます。たまにブラシ苦手な方の猫は背中にもできていますが、皮膚に張り付くように固まっているのは脇や内股が殆どで す。猫自身に任せっきりにしないで、いつも一緒にいる飼い主が手助けしてあげることが大事です。
家では私が、ビール君をコームでブラッシングしながら右へ左へと転がしています。これで全身毛玉知らず。
あとは、病院でのエコー検査でも役に立ちます。猫の扱いが上手な先生の場合、ビール君のエコー検査はめっちゃ楽だそうで、褒められます。
病気の時だけでなく、健康診断の際にも早く終わるし、いろんな人に押さえつけられることもないからストレスも少ないと思います。
そう偉そうに言っている私は慣れている猫限定でトリミングを受付ていました。
なぜなら、猫のストレスは人が想像するよりはるかに健康に大きな影響を及ぼしてしまうと考えているからです。時には命を落としてしまうほど…。
10年くらい前の日本では、嫌がる時は無理やり押さえつけてやるのが当たり前で、学校や先輩からどうやって押さえつけたりコントロールしたりするかを教えられたので、皆当たり前のようにやっていましたが、今ではお互いの安全のため、サロンでの無理矢理はしないようになっていると思います。
あ、私はとっくに、正確には、しないんじゃなくて、できないです。
もうね、体が動かないし、嫌われたくないし。笑
何より、無理矢理以外の選択肢がちゃんとあるから、必要がない。
猫飼いの皆様、選択肢があるうちに少しずつ慣れさせましょう~!
それではまた。
ビール君、エアーでバケーション…って、泳がんのかーい。笑