車内でもカフェのテラスでも、定位置は腕の中。抱っこされながら8月の海風に撫でられる、老犬トイプーあづきです。キャンプ場からほど近い海辺の町を歩いてみました。
駐車場で兄弟を発見。左がウチで右がカエル兄さんです。
散歩したのはヴィエルヴィルという海岸沿いの小さな町。最初は画家のサヴィニャックが晩年を過ごしたトルヴィル・シュル・メールという町を目指したものの、あまりの「密」状態であきらめました。形容ではなく、ほんとに車一台分の駐車スペースもない上に、通りもレストランも動けないほどの人。バカンス時期のフランスでは、メジャーな町は避けた方が良さそうです。
街中で唯一開いていた、クレープ屋さん。石畳にカラフルな店構えが絵になりますね。
ビーチもこちらはゆったりモードです。ペット乳母車を押しながら、海の家を目指します。
途中でノア散歩の練習をしながら。顔がこわいですよ、お嬢さん。ちなみに猫散歩、犬のように普通に歩いてはくれないので、今クリッカー(しつけ道具)で覚えさせようとしています。果たして飼い主とちゃんと歩けて、お手やおいでもできる猫になれるでしょうか。
ビーチ沿いの遊歩道をしばらく歩き、「水に浸けた足」という青いお店に到着。
Les pieds dans l’eau
https://www.facebook.com/parcdesgraves/
アイスからワッフル、シーフードまであれこれあるんですが、店構えに反して(?)どれも再訪したいくらい美味しかったです。
シーフードプレート。
そしてワッフル。山盛りクリームの背徳感をお楽しみください。
「ふがふが。やっと出番か。こちらはフリーズドライ白魚をパクッといただきますよ」
フランスでは犬がダメという飲食店を見たことがありません。そういう点ではどこでも老犬と一緒に行けるので、ほんとに助かります。
「ぷはーっ。海辺でシラウオはやめられんな!」
というわけで、近場での遠足を終えてキャンプ場に帰宅。昼間はTシャツ一枚でちょうどいいんですが、夕方にはダウンベストが欲しくなるのがノルマンディーです。現代は北も南も夏は海辺が混みますが、100年以上前、まだフランスにバカンスが定着する前は夏といえばノルマンディーやブルターニュでの避暑が定番で、南仏の海辺は冬に訪ねるのがお決まりだったらしいです。
「どうでもええわい、、」
乳母車でぬくぬく、あづき先生は夢見心地。耳の毛もすっかりハゲて犬というか、黒いウサギみたいになってきました。
「誰がうさぎだっつーの」
おじいちゃん、聞こえてたみたいです。
「ワシも若い頃は、砂浜を駆け回っていたなあ、、」
いや、一度も水辺を歩く気なかったよね。足が濡れるのを嫌がって、昔から抱っこでした。
遠出(でもないけど)が疲れたのか、二匹ともほどなく爆睡。特にあづきは老犬なのに、お付き合いありがとう。ゆっくりお休みください。