米国大統領と犬の親密な関係

まもなく米国大統領選の投票日! マナーの悪い討論会が話題となりましたが、ふたりの争点は経済や外交、環境問題だけではありません。実は愛犬家と非愛犬家の闘争でもあるようで……

 

 

アメリカだけではなく、世界で報道されている米国大統領選挙。現職ドナルド・トランプとバラク・オバマ大統領時代に副大統領を務めていたジョー・バイデンの一騎打ちの模様はみなさますでにご存じのことでしょう。ふたりの争点は主に経済や外交などグローバルな問題であるものの、一方で私たちにとても身近なトピックもあるのです。それは「ホワイトハウスに犬を迎えるか否か」という愛犬家マター。

「大統領に当選したら犬を飼って」という娘たちとの約束を守って、ホワイトハウスに犬を迎えたオバマ大統領一家。 Photo/Getty Images

というのも、歴代の米国大統領はみな愛犬家で知られており、ホワイトハウスには代々の大統領に愛される犬たちが暮らしていました。たとえば、オバマ大統領のBoとSunny(ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ)、ブッシュ大統領のスコッチ・テリア、クリントン大統領のラブラドール・レトリバー、パパ・ブッシュ大統領のスプリンガー・スパニエル、レーガン大領のキャバリア……さかのぼってジョージ・ワシントンのグレイハウンドまで、ほぼもれなくすべての大統領が犬とともに暮らしていました(唯一の例外であるマッキンリー大統領はオウムを飼っていたそう)。

しかし、トランプ大統領は犬をプレゼントされそうになっても断る “非愛犬家”。米国大統領史上ふたりめの犬を飼わない大統領、かつ史上初めての動物とともに暮らさない大統領なのだとか。ときに「犬のように」「~の犬」という否定的な表現をツイートすることもあり、実際のところは非愛犬家どころか嫌犬家なのかもしれません。

愛犬Champとの姿を自身のキャンペーンにも使用しているジョー・バイデン米国大統領候補。 Photo/Getty Images

対してバイデン候補は愛犬家としても知られており、ChampとMajorという2頭のジャーマン・シェパードと暮らしています。Champは2008年にブリーダーから購入しましたが、動物愛護団体からのクレームを気にしたか、2018年に飼い始めたMajorは保護犬団体から迎えた犬だそう。自身のキャンペーンにも愛犬と撮影した写真を使うなど、愛犬家を意識した動きが目立ちます。

いよいよやってくる米国大統領選は11月3日。私たち愛犬家も結果が気になりますね!


Text by Miyako Akiyama

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