「グランドプリンスホテル新高輪」宿泊ルポ

トラベルライターの長谷川あやさんが今回、愛犬とお出かけしたのは「グランドプリンスホテル新高輪」。品川駅からも近く、都心でワーケーションを楽しむ際にもおすすめのデスティネーションです。

 

 

 

 

グランドプリンスホテル新高輪は、世間がイヌと旅するモードになる前、同ホテルが本館を改装した2009年から、愛犬と泊まれる客室を設けていた、都内のドッグフレンドリーのパイオニアです。

ホテルまでは駅から徒歩5分程度。イヌには(人間にも)ちょうどいい散歩コースです。

アクセスは、品川駅高輪口からイヌと一緒に歩いても5分弱。ゆるやかな坂を登りますが、イヌにとっては電車から降りたあとの、ちょうどいいお散歩になると思います(知らないけど)。あ、申し遅れました。私は都内に住む愛犬家ライター。人間のパートナーも、車も、運転免許も持ち合わせていません。イヌのパートナーである6歳のミニチュア・ダックスフントと、時々、旅に出ることを密かな楽しみにしています。そんなわけで、今回も移動は電車です。

前置きが長くなりましたが、本題に入るとしましょう。「グランドプリンスホテル新高輪」の、イヌと一緒に宿泊できるプランには、ほかではなかなかお目にかからない、特徴的なサービスが含まれています。

「PET-SPA」。2階がサロン。1階にドッグランと、ドッグクロークがあります。

チェックインする前に、まずはホテルに隣接する「PET-SPA 高輪店」へ──。愛犬家のみなさんにはおなじみかもしれませんね。「PET-SPA」は関東を中心に26店舗(2020年10月現在)を展開するペットケアショップ。チェックイン前に、コチラで爪切りやお尻のケアなどのエチケットケアサービスを受けることができるのです。

ホテルのロビー。広く、そして洗練された雰囲気です。

ホテルのロビーはシックな雰囲気。イヌ連れでいることが、少し不安になるくらいの、ラグジュアリーさです。チェックイン時には、事前に提出していた、ドッグフレンドリールーム宿泊滞在同意書や、PET-SPA利用規約・会員申込書、また、狂犬病及びワクチン接種注射予防注射の証明書の確認を行い、イヌ連れのゲスト専用のルートで客室へと向かいます。

「ドッグフレンドリールーム」のドア。気分が上がります!

全908室の「グランドプリンスホテル新高輪」の中で、イヌと一緒に泊まることができる専用客室「ドッグフレンドリールーム」は全4室。ホテル内ではイヌはキャリーなどに入れて移動し、イヌ連れのゲストの専用のエレベーターを使用します。人見知りで、知らない場所に来るとそわそわするウチのイヌにとっては、このシステムはありがたい限り。また、「ドッグフレンドリールーム」は、イヌ連れ専用の出入口のすぐ近くに配されているのもうれしいポイントでした。

イヌとともに出入りできる扉。客室のすぐ近くにあります。

ドッグフレンドリールームは全4室

客室はフローリングタイプで、リードフックやゲージなどが設置されていました。ペットシーツ、フードボール、タオル、消臭スプレー、ウェットティッシュ、ペット用キャリーなど、ひと通りのイヌグッズもあります。グランドプリンスホテル新高輪は、バルコニーも付いていました。窓の外には施設内の緑が広がっていて、心地よい陽ざしが差し込みます。

イヌのアクリル画も飾られていました。ウチのイヌも書いてほしい……

このリードフック、かっこよくないですか?

天気もいいし、一休みしたら近所にお散歩に繰り出すとしましょうか! と言いたいところですが、じつはこの日、私は一件、仕事の打ち合わせが入っていて、イヌを置いて外出しなければなりませんでした。

おひとり様ドッグラン。地味に楽しんでいました!

「グランドプリンスホテル新高輪」では、イヌだけをホテルの部屋に残して外出することはできません。外出する際は、PET-SPAにある、ドッグクローク(全12室)に預けることになります。このドッグクローク、朝7時から夜22時まで利用できるので、かなり重宝します。PET-SPAには雨の日でも遊べる全天候型のドッグランも備えられていて、「ドッグフレンドリールーム」に宿泊すると、どちらも滞在中は無料で利用できます。

ドッグクローク。ちょっとシュールな気もしますがかなり便利です!

そんなわけで、早速ドッグクロークのお世話になることに。ロッカーに入ってもらい(落ち着いて待っていてもらうために、お気に入りのゲージごと(笑))、カギをかけようとすると、案の定、ギャン泣き……。まあ、そうなりますよね。後ろ髪を引かれながら立ち去ります。外に出てからもしばらく悲痛な叫び声が聞こえてきており、しばし立ち止まっていたのですが、すぐにおとなしくなりました。諦めてくれてよかった! というか、あっさり泣き止んだので、「え、さみしくて死んじゃったわけじゃないよね」と不安になり、こっそりのぞいてしまったほどです……。

客室に用意されていたゲージ。入ろうか入るまいか、迷い中。

用事を済ませ、夕食は駅前でタイ料理のテイクアウトメニューを購入しました。ホテル内のレストランを含め、食事の選択肢は豊富ですし、22時までイヌをクロークに預けられるので外食を楽しむこともできますが、せっかくなのでイヌと一緒に食事をすることにします。足早にドッグクロークに向かうと、愛犬は完全にお昼寝モード。が、外に出して歩かせると、すぐにおしっこ体勢に。えらい、ちゃんと我慢していたのね、さ、ご飯にしましょ。

よほどお気に召したのか一瞬のできごとでした。

朝食はルームサービスでいただきました。イヌ用のフードもオーダーできるので、同じ時間に持ってきてもらうことに。人間も食べることのできる食材で作った、鹿肉のポトフ(650円)をお願いしたのですが、イヌはこれに夢中。あっという間に平らげちゃいました。そんなに美味しいんだ……。一口味見させてもらえばよかった!

「高輪森の公園」。名前のとおり、都会の公園ながら“森”感があります。

11時のチェックアウトまでまだ時間があります。ホテルのお散歩マップに掲載されていて気になっていた、「高輪森の公園」へと繰り出すとしましょう。新幹線も止まる駅からすぐの場所とは思えないくらい、たくさんの木々に囲まれた公園は、遊び場というより、森の中を散策するような気分が味わえ、イヌだけでなく、人間たちも散歩を楽しんでいました。あ、こちら、夕方以降は施錠されてはいることができないのでご注意を(利用時間は、4月1日~30日及び、10月1日~3月31日7:00~16:30、5月1日~9月30日7:00~18:00)。

やはりここがいちばん落ち着くみたいで、広いゲージやキャリーが用意されているのに、主にここで寝てました。

とにかくストレスのない、快適な滞在でした。イヌとじっくり時間を過ごしたいという人はもちろん、イヌと一緒に東京に出かけたいという地方の人にもおすすめです。最寄りの品川駅は、新幹線が停まりますし、羽田空港へのアクセスも良好です。今なら、Go To トラベルキャンペーンも利用できますよ!

グランドプリンスホテル新高輪
東京都港区高輪3-13-1


Text and Photos by Aya Hasegawa

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