こんにちは、ログハウス滞在での夕飯時に籐の椅子でくつろぎ中、サバ猫ノアです。
本日の食卓は、生ハムメロンに自宅から持ってきた瓶詰めのブランケット・ド・ヴォー(仔牛のクリーム煮込み)。「ヴォー(Veau)」とはフランス語で仔牛のことですが、その昔カレールーの宣伝で「美味しいフォン・ド・ヴォー入り!」という謳い文句に、「ほほー。フォンドヴォーっていう食べ物があるのかー。どんなものだろう」と、フランスに来るまで知らなかったのはワタシです(「フォン」は出汁のこと。「フォン・ド・ヴォー=仔牛のダシ」)。
「チミチミ、それよりわらわのクロケット・オ・トリュフはまだなのかしら?」
はっ、ご用意しております。トリュフは入っていないけど。
「あ?トリュフが入っていない、、、だと!?」
顔こわいよ。そもそもトリュフを見たことも食べたこともないでしょ。
「聞いたことはあるんじゃーい!」
なんでやねんというわけで、猫4コマ漫画を楽しんでいただいたあとは月光浴へ参りましょう。この小屋のオーナー曰く、夜1時頃に南中する満月が池に映って綺麗だから、寝ないで見てみるといいよとのこと。
あいにく今回は三脚を持ってこなかったので、ノイズが目立つ写真ですいません(プロ失格)。庭に出てみると、夜でも道に迷わないほどの明るさ。
青空に浮かぶ太陽のようですが、月です。この日は風もなく、池の水面はまるで鏡のようでした。水鏡に映る月が綺麗だよなんて、なかなか日本的感性ですね。やるなアルフレッド←オーナーのおじいちゃんです。
水面に映る月は、静かに底へ向かって沈んでいく彗星のようです。明日アルフレッドにお礼を言わなくては。
「月とか池とか、ノアどうでもいいです。急に出かけないように」
ははっ。
翌朝の池には霧が立ち込めていて、これもまた幻想的でした。
これも水面に映った世界。
さてノアさん、おくつろぎのところ申し訳ないが、そろそろ帰宅ですよ。
「そうはさせませんよ」
この間旅立った老犬トイプーも、こうやってスーツケースの中によく入っていたなあ(涙)←しっかりして。
はい、楽しい時間はあっという間です。リードをつけた散歩がまだうまくできないノアは、最後にお籠に乗って庭を散歩します。
花ですよー(どうでもいい)。
池ですよー(全く興味を示さない)。
ちょっとだけ芝生散歩もしてみました。
「くんくんくん、、」
ノアさん、がんばってナポレオン金貨を掘り当ててください。次回はノアの嫌いな病院から、予防接種編をお届けします。
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