【特集】DIGDOG DESIGN

他のフォトスタジオとは何かが違う……愛犬の個性豊かな表情を写し出す写真で知られる「DIGDOG DESIGN」の魅力を探ります。

 

 

片目をつむってウィンクしたように微笑む犬、「私がモデルよ」と言わんばかりにカメラを見据える犬、家族と一緒にはしゃぐ犬……100頭いれば100のユニークな魅力を見せるポートレートは、栃木県にあるフォトスタジオ「DIGDOG DESIGN」によるもの。

クリスマスやお正月などシーズンにあわせたプロップ(小物)も豊富。

「DIGDOG DESIGN」は、代表である星愛美さんが撮影からデザインまで手掛けています。ものごころついて以来、ずっと犬と暮らし、愛犬家だったという星さん。フォトスタジオに勤務していた経験を活かし、ご両親の経営していたドッグカフェに併設するかたちで「愛犬と家族の為のフォトスタジオ」を作りたいと考えるようになりました。

雑誌のカバー風カットも人気。左は星さんの愛犬、シャンプーちゃん(チャイニーズ・クレステッドドッグ)。

フォトスタジオといっても、その写真はいわゆる写真館で撮るようなキメポーズの一枚ではなく、ときに雑誌のカバーモデル風シューティング、家族と一緒の時間を切り取った自然なカットなどテイストはいろいろ。出来上がった写真はウッドボードにプリントしたり、写真集風にするなど、仕上げもさまざまですが、それらはすべて星さんが大切にしている、飼い主さんとの撮影前の打ち合わせから生まれるのだそう。

「わんこにもみんなそれぞれ個性があります。飼い主さんであるパパやママとお話をしていくことで、その子の楽しいこと、嬉しいこと、得意なこと、苦手なことなど少しでも多く知る事が大切だと思っています」(星さん=以下同)

愛犬と家族のストーリーを感じさせるカットは、撮影前の打ち合わせから生まれます。

ロケーション(屋外)での撮影にも対応してくれます。

星さんがとくに好きなのは、飼い主と愛犬が出会った日のエピソード。話しているうちに笑ったり泣いたり、つい仕事を忘れて話し込んでしまうこともあるのだとか。

いままでに手掛けたフォトアルバムの一例。愛犬の個性が豊かに表現されています。

「ご予約から撮影日までに、一生懸命ポーズの練習をしたり、家族みんなでおそろいのアイテムを探しに出かけたり……思い出をたくさん作っていただけます。たとえばわんこがその日着ているお洋服の一着にもきっといろいろなストーリーがあるはずですよね。旅行に行った時に買ったもの、パパがお誕生日に買ってくれたもの、着るとテンション上がっちゃう魔法のお洋服……そんなストーリーを聞いた時、アルバムにそのお洋服の柄を取り入れてみたり、素材感などを合わせてデザインしたりもします」

愛犬と家族ごとに、それぞれのストーリーを物語る写真の数々は世界のどこにもないオンリーワンの宝物になるはず。そういえばcachetteのキービジュアルも星さんによる撮影でした。

cachetteのキービジュアル。左がモデルのセレーナちゃん。

「あれ、実はミスショットなんです(笑)。モデルになってくれたトイプードルのセレーナちゃんはコンチネンタル・クリップ(胸部と足首の毛を残し、他の部位は刈り込んだカットスタイル)という昔ながらのスタイルで毛が長いんです。セットするととてもゴージャスなので、その日はトリミングサロンまでおじゃましてセット仕立てのフワフワの状態で撮影していました。するとセレーナちゃんが突然下を向き、毛がファサっと顔にかかった瞬間を押さえたのがあの一枚。画角一面ふわふわで、愛らしいまつ毛とすっと伸びる鼻先がとても印象的だと思いませんか? ご家族にも気に入っていただきました」

セレーナちゃんのお顔が見えるカットはこちら。

ときに顔が見えなくても、その犬らしい表情の捉え方があるということ。「完璧を求めることだけがすべてではなく、何かを感じてもらう写真の大切さを知った一枚です」と星さんは語ります。限りある生命を生きる愛犬の一瞬、家族とのストーリーを切り取りたいと、今日も星さんはシャッターを切っていることでしょう。

DIGDOG DESIGN
栃木県下都賀郡壬生町壬生丁164-2
☎0282-25-6683
https://www.digdog-design.com/

DIGDOG DESIGNの特典はこちら


Text and Edit by Miyako Akiyama

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