愛犬と一緒に「ザ・キャピトルホテル 東急」ステイ

政治家や各界の要人たちにも愛される名門ホテル「ザ・キャピトルホテル 東急」では、この春、新しく「ドッグフレンドリー宿泊プラン」をスタート。トラベルライターの長谷川あやさんが愛犬とともに宿泊レポートを寄稿してくれました。

 

 

世界が認める5つ星ホテルで、愛犬とプレミアムな時間を過ごす。

まずはこちらの写真をご覧ください。ザ・キャピトルホテル 東急の「ドッグフレンドリー宿泊プラン」に掲載されている写真です(ホテルからお借りしました)。かわいくないですか? こんな写真が撮れるの? 撮りたい! それが同プランを予約した、最大の動機です(笑)。

何度見ても、かわゆす。こういう写真を撮りたい! ウチのコで!

ホテルの前身は、日本初の外資系ホテルとして、1963年、かつて北大路魯山人による会員制料亭「星岡茶寮」があった場所に誕生した、「東京ヒルトンホテル」。契約満了後の20年目からは、東急グループが「キャピトル東急ホテル」としてオープンし、2006年11月まで運営していました。その後、装いも新たに、2010年10月、「ザ・キャピトルホテル 東急」(以下、キャピトル)として開業。昨年10月には開業10周年を迎えています。トラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」が発表した2021年の格付けでは、「ホテル部門」で最高評価の5つ星を獲得。エントランスや外観、メインロビーなどは、建築家の隈研吾氏がデザインを手がけています。「東京ヒルトンホテル」時代からの意匠を引き継いだ、打ち水を思わせるような水盤や、日本の伝統的な寺社建築の屋根を支える木組みの構造をモチーフとしたメインロビーのデザインなど、随所に隈氏らしい「和」の設えが光ります。

さて、そのキャピトルが愛犬と一緒に過ごせる「ドッグフレンドリー宿泊プラン」を販売しはじめたのは、2021年2月のこと。企画担当者は、都内のほかのホテルの愛犬と泊まれる宿泊プランを調べ上げ、イヌにも飼い主にも最大限に快適なプランを作り上げたのだとか。プラン発売後も、ゲストの声を反映させ、バージョンアップをはかっています。発売当初は愛犬の宿泊は1頭まででしたが、プレミア キング(63.5平米)の客室では、2頭までの宿泊が可能に。また、ペットを客室に残しての外出はNGでしたが、ケ-ジを利用し、フロントに緊急時用の連絡先を伝えれば、2時間までなら外出ができるようになりました。後述しますが、キャピトルには美味しいレストランが複数あるので助かりますっ!

ザ・キャピトルホテル 東急のフロント。ここからでも和モダンな雰囲気を察していただけるかと!

さて、宿泊日当日、ホテルへはいつものように地下鉄で向かいました。東京メトロの国会議事堂駅(溜池山王駅にも!)に直結しているので、とても便利です。エレベーターを上がってホテルの構内に入ると、ケージの中のイヌは、異変を察したのか、ごそごそと騒ぎ始めました。「ヤバい!」と思ったのを察してくれたのか、「チェックインはお部屋でどうぞ」。ほっ! あとで確認したところ、通常はフロントでのチェックインになりますが、フロントが混み合っているときや、イヌの状況によっては柔軟に対応してくれるとのことでした。


広々とした空間に圧倒されるイヌ。「ドッグフレンドリー宿泊プラン」は、デラックスキング(44.8平米)、プレミアキング(63.5平米)のいずれかの客室を選ぶことができます。

プレミア キングの客室、大きいです! 実際、広いのですが、窓が大きいので、実際の広さ以上に広く感じます。私もですが、イヌも目を白黒させ、早速、探検に繰り出しました……。


イヌも人間(私)も真剣に吟味中。

チェックインのあとには、お楽しみが待っています。プランには、愛犬用のオモチャとおやつも付いており、どちらも複数の選択肢のなかからひとつを選ぶかたちになります。コレ、飼い主の私のほうがテンションが上がってしまいました(笑)。おやつは、体にやさしい「GREEN DOG(グリーンドッグ)」のもの。愛犬は大はしゃぎ。かなりの食いつきでした。さらに、ホテルのロゴが入った、オリジナルTシャツももらえちゃうんです! シックな黒で、生地もしっかりしており、滞在中はもちろん自宅に戻ってからも大活躍中です!

ベッドはシモンズ社のもの。今回、愛犬にはケージで寝てもらいましたが、次回はカバーを敷いたり、マナーベルトをしてもらったりして、ベッドを共にすることも考えております(笑)

個人的に「おっ!」と思ったのは、イヌをベッドにあげてもいいということ! 大抵の宿泊施設はイヌをベッドや布団の上にあげるのはNGですが、こちらはOK。うれしい計らいです。自宅では、一緒に寝ていることもあり、ケージで寝せるのがなかなか大変だったりするんですよね〜(笑)。まあ、うれションが怖いので、ベッドで少しいちゃついたあとはケージで寝せましたけど。しばし遊んだせいか、拍子抜けするくらいあっさり寝てくれました!

そんなわけで、夜は部屋で愛犬とのーんびり。キャピトルの客室は、14室のスイートを含む全251室のすべてが44.8平米以上。日本の伝統的な建築様式を取り入れ、障子や襖を設えた空間は、まさに「和モダン」。日常と非日常が絶妙に同居した、しっとりとした時間が流れています。

愛犬のお留守番スタイル。自分用キャリーバッグの中が落ち着くようなので、外出先ではいつもこんな感じです……。

夕食はルームサービスをお願いしようかとも思いましたが、愛犬には少しお留守番をお願いし、オールデイダイニング「ORIGAMI」へと繰り出しました。メインダイニングの日本料理「水簾」、和の繊細さを感じる本格的な中国料理を提供する「星ヶ岡」など、同ホテルには魅力的なレストランが多いのですが、この日は、久々に、旧「キャピトル東急ホテル」時代から受け継がれた名物メニュー「排骨拉麺(パーコーメン)」を食べることに。国産豚ロースを2度揚げしたパーコー、鶏と豚のガラで約6時間かけて煮込んだものにオリジナルのタレを加えたスープはやっぱりサイコーでした!

この夕景でビール3杯飲めそうです。

時々無性に食べたくなる「ORIGAMI」名物「排骨拉麺(パーコーメン)」。

部屋に戻ったあとは、大きな窓の向こうにキラキラと輝く国会議事堂を見ながら、ビールをちびり。窓辺に腰かけ、イヌを愛でるという贅沢な時間が流れていきます。Netflixでドラマの続きを観るつもりでしたが、やはりこの日のハイライトは東京のド真ん中の夜景(とイヌ)。”何もしない”まま、気づけば眠りについていました。シモンズ製のベッドと、好みのものが選択できる枕で朝までぐっすりです。

そんなわけで、翌朝は、目覚ましもセットしていないのに、いつもよりだいぶ早く、5時すぎに目が覚めました。早速、イヌを連れて、お散歩に出かけます。コンシェルジュが作成したお散歩マップから国会議事堂コースを選択。ホテルの正面玄関を出ると、すぐそばに日枝神社への参道が。都心とは思えない、豊かな緑をたたえており、この時点で身体はかなりのマイナスイオンを浴びています。

ホテルの敷地内を出て、すぐそこの数十メートルの坂を上がると、そこはもう国会議事堂の裏側。国会議事堂を1周しつつ、近くの公園もうろうろしてみました。早朝のやわらかな光に包まれながらの、都心のお散歩は思った以上にリフレッシュできました。国会議事堂の警備員さんにも不自然なくらいに元気いっぱいに挨拶してしまう、朝からテンションの高いオバさんと相成りました(笑)。


散歩の風景。この黒いTシャツがホテルオリジナルのもの。私もイヌも(たぶん)お気に入りです!

ルームサービスの朝食(アメリカンブレックファースト、または和朝食)をいただき、お腹が満たされたら、今度は朝風呂タイム。ホテルライフ、とことん満喫しちゃいますよ! バスアメニティは、フランスで誕生したスパブランド「THEMAE(テマエ)」。緑茶、白茶、紅茶、ルイボス茶の4種のティー・エッセンスを配合した香りに癒されます。その後は、陽光のなか二度寝をキメてみましたよ。


こんな写真を何枚撮ったことか(笑)。ちなみにキャピトルでは全室で遮音性や断熱性にも優れたペアガラスを採用しているそうです。

途中、急遽、オンラインでの打ち合わせが入ったのですが、いつもはボカしている背景を、この日ばかりは見てくれと言わんばかりに見せつけてしまいました。そんなわけで、チェックアウトぎりぎりまで居座ったことを、ここに告白しましょう(笑)。イヌもよほど居心地が良かったのだと思います。いざ部屋を出るというとき、ケージに入れるのにひと苦労しました……。わかる、帰りたくないよね。私もよ。滞在からしばらく経ったあとも、時々、あのプレミアムな、くつろぎの時間を懐かしく思い返しつつ、愛犬の誕生日に再訪を計画中です!

頑張って撮影した1枚。え、イヌが諦念の表情を浮かべているように見える? 気のせいです(多分)。

 

ザ・キャピトルホテル 東急
https://www.tokyuhotels.co.jp/capitol-h/

 

※本取材は感染対策を徹底した上で実施いたしました。


Text and Photos by Aya Hasegawa, Edit by Miyako Akiyama

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。