【特集】日本ペットシッターサービス

飼い主に代わり、ペットの世話をしてくれるプロフェッショナルを育成し、サービスを提供する「日本ペットシッターサービス」。創業20周年を迎え、いまやペットシッター界のパイオニアと呼ばれる同社のサービスとはどのようなものなのでしょうか。

 

 

ペットシッターによるサービスを利用したことはありますか? ペットシッターとは、愛犬や愛猫などのペットを留守番させるとき、飼い主に代わって自宅で世話をしてくれる人のこと。近年はペットホテルが普及し、旅行や出張で長期間留守にするときも、預けられる場所の選択肢は増えました。その一方で、ペットシッターを利用すれば、ペットはいつもと変わらない環境のままで過ごせるというメリットがあります。

今年、創業20周年を迎えた「日本ペットシッターサービス」ならではの特徴を、代表取締役の高木浩二さんに聞きました。

「従来のペットシッターというのは、たとえば欧米なら、高校生が近所の犬を散歩してお小遣いをもらう、そういう気軽なイメージのものなんですね。私が起業を考えた当初は、日本に在住する外国人の友人たちがペットシッターが見つからないと困っているのをみて、気軽に頼めるペットサービスがあれば便利かな、と思ったのがきっかけでした。けれど、海外と日本の文化には大きな違いがあり、日本では簡単に他人を自宅に招き入れたり、鍵やペットを託すことに抵抗がある人が多い。ビジネスとして成立させるなら、ペットシッターという職業そのものの在り方を根本から変えないと、日本では成り立たないと考えました。ですから『日本ペットシッターサービス』は、ペットシッターのプロを育てることにシフトし、今日に至ります」(高木さん=以下同)

今では東京と関西を中心に、北は北海道の札幌から南は九州、沖縄まで、全国126店舗のチェーンを展開する「日本ペットシッターサービス」。これまでのペットシッター件数は全国で通算70万件を超えるという業界大手。なかでも、所属するペットシッターの教育、研修システムのレベルの高さは業界内でも一目置かれているのだそう。

「ペットシッターの仕事が、単なるお散歩代行であれば、当社における高いレベルの研修制度は必要ないのかもしれません。けれどペットシッターは、飼い主さんの代わりをするわけですから、日常のしつけ、問題行動のフォローや、体調面や精神面での変化にもきちんと気づかなくてはなりません。ペットシッターのプロというのは、お世話係でもあり、トレーナーでもあります。すなわちペットのプロであるべきなのです。そしてこの仕事はサービス業でもあるので、お客様とのコミュニケーションに至る指導も行うことになる……と、自ずと研修のレベルは高くなっていきますね。それでも本格的な指導を丁寧に行うことで、確実にシッターの質は向上します」

座学と実戦形式での研修の様子。多岐にわたり、繰り返し行うことでペットシッターのプロを育成。

大切な愛犬、愛猫をまかせるからには、どんな人が来るのか心配という不安は小さくないかもしれません。その点、「日本ペットシッターサービス」のペットシッターは、身元の保証に加え、高いスキル、モチベーションやプロ意識を備えた人ばかり。20年にわたって着実に店舗数を増やし、事業を拡大していることも、確かな評価と信頼を得ている証といえるでしょう。

「シッティング中は細心の注意を払いますが、万が一のトラブルが生じる場合もないわけではありません。ペットシッター業を営むのであれば、このような事に対しても、きちんと責任を取れするように対策するのが大切な義務だと考えます。『日本ペットシッターサービス』のシッターは従来にはなかった、独自のペットシッター業務に特化した賠償責任保険に加入しているため、利用者もペットシッターもともに安心して手厚い保証が受けられます。ペットシッターという特殊な仕事だからこそ、弊社がこだわるポイントのひとつです」

ペットシッターが安心して仕事ができる万全の体制は、利用者の安心にもつながる。

日本国内にペットシッターという存在がほぼ皆無だった20年前から、独自のガイドラインを設け、高い志でサービスに取り組んで来た「日本ペットシッターサービス」。最後に、今後の取り組みや展望についてたずねると、そこには今、多くの飼い主が直面している、社会問題がありました。

「当社の次の取り組みは、犬猫の高齢化問題です。もはやペットは家族であり、ペットと暮らすお客様にとっては、動物だから、人間だからという線引きはありません。人の高齢化といっしょで、ペットも高齢化に伴った介護やサポートが必要な時代が来ています。飼い主さん、獣医師、我々ペットシッターの連携が必要な点も、人と全く同じ。そこで、当社がケアマネージャー的存在になれないかと考えています。ペットシッターのプロを輩出してきた我々だからこそ、この問題に取り組むのは当然のことだし、ある意味、当社になら取り組める課題だと自負しています」

ペットシッター業界をしっかり成熟させたい、ペットシッターという職業を文化として根付かせたい、と熱く語る高木さん。

その想いからなる「日本ペットシッターサービス」は、便利なサービスを提供してくれるというだけでなく、飼い主にとっても、愛犬や愛猫のパートナーとしての知識や意識の向上を促してくれる心強い存在になっているのかもしれません。

 

 

日本ペットシッターサービス
https://www.pet-ss.com

 

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Text by Namiko Yamada

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