上級魔法『トイレ』を覚えた悪魔犬の日常

こんにちは、すっかり人間界のケージ生活にも馴れてきた黒い悪魔、スキッパーキのスキです。引き取ってから一ヶ月間、全く覚える気配もなかった「トイレはトイレパッドでする」を最近ようやく覚えてきました。えらいぞアクマ!

ポイントはひとつだけ。「寝床とトイレを混同させない」、スキの場合はこれにつきます。スキを引き取った当初、狭い空間にトイレシーツ&トイレパッドを置き、失敗が存在しない布陣でしつけに臨んだのですが、しばらくするとトイレパッドの中で寝るようになりました。犬はそもそも寝床とトイレを別にしたい生き物らしく、その後狭い中で絶妙にトイレパッドを避けて排泄するようになってしまいます。

「あのフチに頭のせて寝るのがいいんだよね〜」

狭い空間の中、面積的にはトイレパッドの方が大きいので成功することもあるのですが、自由スペースを少しでも広げるとパッド以外にしていました。それが失敗覚悟でタオル&飼い主が着古したTシャツで寝床を作り、トイレしそうなタイミングでこちらもケージに入り、パッドに誘導して「成功させて」めちゃくちゃ褒めるを繰り返していたら、次第にパッドをトイレとして認識できるようになったんです。さすが全犬種で賢さ16位のスキッパーキ (微妙な順位)!

「悪魔に不可能はない。まかせておけ人間」

いや、一時はもうダメかと絶望したっす。
ちなみに今はトイレをしたら構ってもらえる&オヤツをもらえるので、一日20回くらいの頻尿悪魔になっています。出し過ぎだから!

「まあ、血液検査でも問題なかったけどな」

デビルリラックスポーズをキメるスキさん。実はこの二ヶ月の間にてんかん発作の疑いがあり、パリ近郊の大きな病院で精密検査(MRI)を受けてきました。その結果脳のMRIに異常はなく、先生の見立てではてんかんではなく何らかの原因による随意筋の異常動作であり、考えられる原因のひとつはグルテンによるアレルギーではないかと。スキは兄弟の中でもいちばん小さい仔だったのですが、それも関係あるんでしょうか。悪魔スキ病弱説、、。

「もがー」

ご本人(犬)はいたって元気なんです。前回も登場しましたが、99.8%ミルクで作られているミルクバーがお気に入り。ひとまずフードもおやつもグルテンフリーのものを与えることになりました。スキさん、ちなみに検査に10万円かかったんですけど。

「うむ、よきに計らえ」

うん、まあ、君が元気に長生きしてくれれば、それだけで有り難いことだと、、

「むははは!聞こえんな!」

はいはい、それくらいでいいです。

こちらは日々スキの大騒ぎを余所に、ぐっすりおやすみいただいているノアさん。スキとご対面してもらいました。

「うっす!今度仲間に加わることになった、新入りアクマです。ノアさん、以後ご贔屓に宜しくお願いいたしやす!」

どれどれ、クンクン、、

「うわ、くっさ、、なにこれ!!」

目を丸くしていたノアさんですが、同居しているもう1匹の猫に対するほどには拒否反応を示さないので、いずれ仲良くなれることを期待しています。

さて、ケージ生活日記の続きです。こちらはスキが汚す、壊すことを前提にご近所で買ったお買い得ベッド。さっそく喰い破り、もうツギハギだらけになっていますが、気に入ったのかちゃんとここで寝ています。

「コワス、ヤブク、タノシイ」

壊してもいいんだけど、食べないようにね。

「ハラヘッタ〜、ハラヘッタ〜」

こちらの心配など微塵も気にしないアクマ、ごはん前にはふしぎなおどりを踊ります。

そしてごはんを目の前にしている時だけできる、「おすわり」「まて」。こんなに真剣な顔、できたんだね。

食後はあられもなく、仰向けです。寝ている時も、だいたい天下太平です。大物だな。

最後に犬好きならわかる、後ろ姿萌え。去年まで一緒に暮らしていた老犬トイプードルあづきが歩きやすいように、且つ汚してもすぐに取り替えられるように、サロンは正方形の絨毯を敷き詰めています。スキにもそれは役立ちそうです。小さなケージの中でも忙しい、頻尿悪魔の典礼の一部をお届けしました。次回はフランス王家が代々戴冠式を行ってきたランスへ。犬猫を連れて遠足に行ってきます。

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