Mon Cachette vol.18 お兄ちゃんになった2匹の猫

ここ10年ほどで再開発が進み、利便性があがった神奈川県のターミナル駅は住みたい街ランキングの上位にいつもランクインしています。今回は、そんな人気のエリアに建つタワーマンションに、猫2匹と暮らす若きファミリーのお宅へ。

 

 

vol.18 山本彩さん&アル(エキゾチック・ショートヘアー、牡、7歳)、ズー(同、牡、5歳)

 

娘が生まれた記念に撮影した山本彩さんのファミリーポートレート。

「昨年娘が生まれてから、すっかり娘ファーストな暮らしになってしまって。部屋の中にも赤ちゃんグッズがあふれているし、本当に我が家で大丈夫なんでしょうか?」と心配顔の山本彩さん。エキゾチック・ショートヘアーの猫2匹とご主人との静かな暮らしは、長女の來那(らな)ちゃんの誕生で一変したのだそうです。

大きなカウンターが印象的なLDK。

3人と2匹が暮らすのは、神奈川県の人気ターミナル駅から至近のタワーマンション。大きなカウンターのあるキッチンを活かして彩さんは自宅で料理教室を主宰。こどもが生まれて多忙な現在も、動画の制作やレシピ作成、ケータリングなどを主に料理研究家として活動しています。

本名アルキャットポーネ、通称アル。

本名ズーニャンダー、通称ズー。

そんな彩さんとご主人がエキゾチック・ショートヘアーに出会ったのはなんと上海! それもバーだったのだとか。
「きっかけは、ふたりで上海を旅していたとき、とあるバーにエキゾチック・ショートヘアーの猫がいたんです。その落ち着いた雰囲気がなんとも印象的で忘れられず、その翌年も会いに行って……。結婚してふたりで暮らすようになってから、探して出会ったのがアル(本名はアルキャットポーネ)でした」

ブラッシングされるのが大好きなアル。

なぜアルキャットポーネ? それって、あの有名な……。
「そうなんです、アルカポネからとりました(笑)。何が起きても動じない堂々たる風貌と貫禄、そしてこの鼻が短いお顔から、映画によく出てくるあのマフィアのボスをイメージして。同じように、ズー(本名はズーニャンダー)は赤ちゃんの頃、目の色がブルーだったことから、主人の大好きな映画『ズーランダー』のキメ顔「ブルースティ―ル」を連想して名付けました。大きくなってみたら、ズーちゃんのほうが悪党面(笑)になってしまったので、逆のほうがよかったねと主人と笑いながら話しています」

大好きな窓際でくつろぐズー。

ごはんは1日3回の自動給餌機を利用。中央はご主人自作のウォーターボウル。

愛用のフードは英国製のCANAGAN。それにしてもすばらしい眺望!

エキゾチック・ショートヘアーはペルシャ猫のショートヘアータイプとして生まれた猫種。やさしく、穏やかな性格が特徴とされており、大人ふたりと2匹の生活はきっと静かで落ち着いた日々だったに違いありません。

「アルちゃん、撮影していただきましょ」と彩さん。

「ズーちゃん、これあげる」と來那ちゃん。

そんな穏やかな生活を一変させたのが、娘、來那ちゃんの誕生でした。
「大人ふたりも、猫2匹も、來那に振り回されています(笑)。アルとズーは來那に追いかけられ、大人ふたりは來那を追いかけ回す、そんな騒がしくも楽しい日々です」

3人と2匹のファミリーポートレート。

突然のベビー誕生に最初はとまどいを見せた猫2匹も、徐々に慣れ、最近では來那ちゃんとの距離が縮まりつつあるのだそう。
「來那が泣いているとアルが心配して様子を見にきたり、本当は嫌でも我慢してナデナデさせてあげるズーをみるとお兄ちゃんだな、と思います」

アーティストMia Cho(@xzhangstudio)に描いてもらったアルとズー。

彩さんご夫妻はもちろんのこと、やさしく、穏やかな猫たちにも慈しまれる、來那ちゃんの今後の成長が楽しみです。


Text by Miyako Akiyama, Photos by Masahiro Heguri

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