【特集】THE BESS

ありそうでなかったハーフデザインのエリザベスカラーを中心に、小型犬向けのおしゃれなグッズがそろう「THE BESS(ザ・ベス)」。創業の裏側にはオーナーの愛犬に対するやさしい想いがありました。

 

 

動物が傷口を舐めることで細菌が入ったり、傷口が広がったりしないよう保護するための「エリザベスカラー」。愛犬に身に着ける必要が生まれたら、少しでも負担が少ないものを選びたいもの。機能性を備えながら、愛らしい見た目で飼い主の気持ちも和ませるエリザベスカラーを提供しているブランドが「THE BESS」です。

同ブランドを代表するのが、頭の上半分がないデザインに、薄くてやわらかな布素材が特色の「ハーフエリザベス」。動物病院などで貸し出されるプラスチック製で固めのエリザベスカラーの無機質さとは大きく印象が異なる製品です。同品の開発者であり、ブランドオーナーに、創業の経緯や商品開発についてお話を伺いました。

チワワとポメラニアンのミックスのぐーちゃん。THE BESSのモデルとして活躍しています。

「エリザベスカラーに注目したきっかけは、愛犬のぐーちゃんが5歳のとき、『膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)』という病気になったことです。ぐーちゃんの負担を減らしてあげたい一心で、エリザベスカラーや抱っこひもを色々手作りしました。もともとアパレルパタンナーをしていたこともあり、もの作りが好きなんですね。あれこれ試行錯誤するうち、カラーの上半分は必ずしも必要ではないことにも気づきました」(以下、「」内はブランドオーナー)

もう一匹の愛犬であるチワワのラクくん。ぐーちゃんとそっくり!

「幸いにも2週間で乗り切れた治療期間、病院の先生やお散歩中に出会う方たちにお手製のカラーが好評で。昔からペット関連の仕事をしたいという気持ちもあったため、機能性やデザイン性にこだわったエリザベスカラーのブランドをやってみることに。いざ取り組んでみるとカラーは一見シンプルに見えるけれど、立体的な構造をしています。素材の相性と全体のまとまりなどの完成度を高めていたら構想から2年が経ち、21年の春にオープンしました」

 

用途にあわせて選べる2タイプの「ハーフエリカラ」

ブランド公式ホームページに掲載されている、エリザベスカラーの使い方。キュートなイラストもオーナー自ら作成しています

「最終的に完成したハーフエリザベスは、顔側の生地によって2種類あります。撥水加工のコットンタイプと、リラックス仕様のタオルタイプです。外にも着けていきたい場合は丈夫なコットンを、お家の中だけで使っていただく場合はやわらかな着け心地のタオルがおすすめです」

顔側に肌触りの良さにこだわった素材を使用したコットンタイプ(¥3,300〜、5サイズ展開)

顔側に毛足の長いタオル素材を使用したタオルタイプ(¥3,300〜、5サイズ展開)

「中材に丈夫だけど硬すぎず、ぶつかっても痛くない芯材を使用したり、外側素材には抗菌・防臭加工やノンホルマリン加工が施されたり、撥水効果の高いものなどを使用しています。細部にこだわりを詰めこんだ4層構造ですが、できるだけ軽く、丈夫な仕上がりにすることも意識しています」

 

手作りのリードや首輪、好デザインの小物も展開

インターペット2021での「THE BESS」の展示の様子

「ありがたいことに、ハーフサイズエリザベスカラーは今年のインターペット(※日本最大級のペット産業見本市)でも好評でした。これからもハーフエリザベスと同様に、他の製品も丁寧に作っていきたいです。たとえば、リードと首輪も、小さいワンちゃん向けに天然素材を使った手よりのロープとベルトで、首にやさしいものにするようこだわりました。ご注文いただいてから制作になるため、受注後、2週間から1か月程お時間をいただきますが、ひとつひとつ大切に手作りしています」

飼い主と同じ目線で愛犬がお散歩できる「お抱えバッグ」はSサイズ(~5㎏)¥19,800、Mサイズ(~8㎏)¥20,900)。広げるとカフェマットにもなるスグレもの

小型犬向けに商品展開している「THE BESS」。現状のカラーは、顔が長く首が細い犬種も対応できるように首回りの調整幅を大きくしているといいます。今後は、顔が短く首回りが大きめな、パグやフレンチブルドッグなどの犬種にも対応することを検討中だそう。今後もペットへの愛にあふれた、きめ細やかなもの作りに注目です。

バッグ、おもちゃ、洋服など、THE BESSのこだわりがつまったグッズも色々!

 

*価格はすべて税込です。

 

THE BESS
https://www.the-bess.com

 

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Text by Rui Minamoto, Edit by Miyako Akiyama

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