銀杏の葉っぱがうっすらと色づいてきました。晩秋を迎えた東京にあって、一面の窓の向こうに等々力渓谷の樹木を望める、美しいお部屋で暮らすラグドールがいると聞き、訪ねました。
vol.21 脇谷洋子さん&ミシェル(ラグドール、4歳)
脇谷洋子さんとミシェル。
「ミシェル、取材に来てくださったよ」という声に、悠々を姿を現したミシェル。真っ白なふわふわの毛並みに、大きなシッポ! そしてなんと堂々とした風格!
「ラグドールは猫のなかでも大型の種類だそうで、ミシェルも8.4キロあるんです」とは、ミシェルとともに暮らす脇谷洋子さん。
こちらをじっと見つめるミシェル。
クリームの被毛に、ブルーアイの美しいミシェル。キリスト教のなかでは三大天使のひとりといわれる大天使ミカエルから名付けられた、というのもなんだか納得してしまう存在感です。
広々としたリビングでひなたぼっこ。
窓から望める等々力渓谷。
のんびりとおおらかな性格のラグドールは、ドールという名前の通り抱っこされるのも好きなこが多いそうですが、「ミシェルはそうでもありません(笑)」。
それにしてもこのお宅から眺める等々力渓谷の眺めったら! 窓一面の樹木は夏には青々と茂り、秋には紅葉、冬には葉を落として、一段と陽当たりよくなるのだそうです。
窓の外を眺めることができる位置に設置されたキャットタワー。
「あれ? このお宅どこかで見たことがあるような……」と思われましたか? 実はこのお宅は、以前ご紹介したモアナが暮らすお宅と同じ集合住宅。モアナの撮影に伺った際に、「ステキなラグドールと暮らしている方がいらっしゃるんですよ」とご紹介いただいたのでした。
玄関脇のコーナーにはミシェルのウォーターファウンテン。
ご主人も一緒に、ファミリーポートレート。
ミシェルは生まれて3か月でこの家にやってきました。医療事務の仕事をする洋子さんと、空間デザイナーのご主人は猫を飼うのは初めてだったそうですが、いまではすっかりミシェルファーストなライフスタイルにシフト。夫婦で外出しても「ミシェルはどうしているかな」と気が気でないそうです。
洋子さんが集めた絵本。猫にまつわる物語も多くありました。
ベッドルームの窓際から外を眺めるのが日課。
ミシェルの大好きな「ママクック」のおやつ。
ミシェルの抜け毛がこんなに!
ふたりのミシェルへの愛が感じられるのはこんなところにも。ミシェルの抜け毛すら愛おしく、丸めていたらこんなにかわいらしいボールが出来上がりました。これからどんどん大きくなりそうですね(笑)。
洋子さんのセンスが感じられるコーナー。ここにミシェルの抜け毛ボールがならんでもすんなりと馴染みそう。
Text by Miyako Akiyama, Photos by Masahiro Heguri
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