「ザ・キャピトルホテル 東急」 愛犬の健康ごはんセミナー付きプランでステイ

トラベルライターの長谷川あやさんが愛犬とともに話題のホテルにステイ。今回は、「ザ・キャピトルホテル 東急」に新しく誕生した、ごはんセミナー付きプランにチャレンジです。

 

 

以前、宿泊体験記でも紹介した「ザ・キャピトルホテル 東急」が、新たな宿泊プラン「“愛犬の健康ごはんセミナー”付き宿泊プラン」を発表。2021年11月から、毎月第3土曜日限定で、(人間向けの)約30分のセミナーと、個別カウンセリングが付いたプランの提供をスタートしました。

コントリビューターコラムのほうでは何度か(何度も⁉)書かせていただいていますが、うちのケリーはやや太り気味。というか、このところ急激に体重を増やしてしまっていたのです……。そんなわけで、「私のためのプランですか?」と、愛犬とともにプチ合宿気分で参加を決めました。

同ホテルのチェックインは通常15時ですが、15時からセミナーが開催されることもあり、このプランでは14時からチェックインが可能です。まずは客室で一息つくとしましょう。

これまで愛犬とともに、いくつかのホテルにステイしていますが、「ザ・キャピトルホテル 東急」はケリーのお気に入りのひとつ。前回はホテル施設内に入ると、異変を察したようで、キャリーの中できゃんきゃん言い始めたのですが、今回は落ち着き払っています。客室まで案内してくれたホテルスタッフの方に「おとなしいですねぇ」とまで言っていただきましたよ! 


そのうれしい誤解は、部屋に入り、ケージから出した瞬間に氷解します。おやつとおもちゃをくれるお兄さんに、ケリーはロックオン。この人なんかくれるみたいー、早くちょうだーいとばかりにきゃんきゃん。……本当にすみません。7歳、もうシニアなのに!

おやつとおもちゃをいただいて、ご満悦のケリーは早速お気に入りのソファへ。しばらく寛いだあと、飼い主である私は「愛犬の健康ごはんセミナー」に向かいます。愛犬はお部屋でお留守番です。

 

今回のプランは「ザ・キャピトルホテル 東急」が、同ホテルがドッグフレンドリー宿泊プランの企画の段階から協力・助言を受けている一般社団法人日本アニマルウェルネス協会とタッグを組んで立ち上げたもの。

食生活管理のプロフェッショナルであるペットフーディストによる約30分のセミナーは、愛犬のウェルネス(心と身体の健康が満たされた状態)にフォーカスを当てたものということで、私はいつになくやる気満々です。学生時代にさかのぼっても、これほど真剣にセミナーに臨んだ記憶はありません(笑)。

客室を出る時、悲痛な叫び声をあげていた愛犬のことがやや気になりはしましたが、大げさでなくあっという間の30分でした。玉ねぎやチョコレート、ぶどうなどのNG食材を、なぜ食べさせていけないのか知ることができたのはとても興味深かったです。個人的には、甲殻類は加熱して細かくし、少量であればあげてもいいという話も「なるほど!」、でした。犬のごはんについての考え方にはいろいろあるので、自分が納得できる部分を取り入れればいいと思いますが、フード選びのポイントや、季節ごとのおすすめ食材情報はぜひ今後の生活に生かしていきたいと思いました。

 

セミナー終了後に行われる約30分の個別カウンセリングは、セミナーを担当したペットフーディストが順番に各客室を回っていくスタイル。事前にチェックしたシートを見ながらアドバイスをしてくれます。

チェックシートから判断すると、ケリーさん、体を温める食材を積極的に摂ったほうがいいとのこと。温製の鮭や蕪、かぼちゃを、温めて柔らかくしてあげるといいそうです。カリカリに、紫蘇や生姜などをトッピングするといいというアドバイスは寒くなっていくこれからの季節、ぜひ取り入れたいと思っています。そして、「6月生まれなので、水が溜まりやすいかもしれませんね」という、ホリスティックケア的な視点のアドバイスも。

ケリーは現在7歳。飼い主の私同様(笑)、いよいよシニア世代に突入という微妙な年齢で、その心構えについても教えてもらいました。

そして、やや前のめり気味で、最近、急激に太ったことを相談すると、ペットフーディストは、「触っても大丈夫~?」とケリー本人(!)に確認をとり、「ケリーの背中に触れて肉付きを確認します。

「皮下脂肪はあってもいいんです。ちゃんとその下にあばら骨や背骨が確認できれば……。うーん、あばら骨はぎりぎり確認できますが、背骨は微妙ですね。数百グラムは減らしたいところです」

……ええ、私もそう思います。さらに足を投げ出すかたちで座るケリーを見て、「腰がちょっと弱いかな。これは本来のお座りのかたちではなく、腰が弱い子のお座りです」。

マジですか。私、これが本来のお座りだと信じ続けていました。無知って怖い。

この流れで、後ろ足の指先の腰痛予防のツボや、背中の老化防止のツボを教えてもらいました。腰痛予防のツボの時は唸り声をあげていたけれど、背中のマッサージになると、途端に恍惚の表情を浮かべるケリーさん。マッサージが終わると、「くぅーん」とねだる始末です。ペットフーディストの方は苦笑いを浮かべながら、「じゃあマッサージしながらお話ししましょうね」。なんてやさしいんでしょう。カウンセリングの後、私も見よう見まねでマッサージをしてみたのですが、あの呆けた顔はもう見せてくれません。同じところに触れているつもりなんだけど、何が違うんだろう?

カウンセリングが終わり、ベッドで犬と遊んでいると(「ザ・キャピトルホテル 東急」はベッドに犬をあげてOK。うれしい!)、あっという間にディナーの時間です。

別料金になりますが、今回のプランの発売のタイミングで、ペットフーディストが監修したホテルシェフによる愛犬のためのルームサービスディナーがスタート。かわいらしい見た目に、今度は私がロックオンです(笑)。

迷いに迷って、「十穀米入り御飯とミートのミルフィーユ 彩り野菜添え ブロッコリーと蕪のスープ」をセレクトしましたが、さらに、使用する「ミート」も、牛、馬、鶏、サーモン、鹿、うさぎの中から選べるとのこと。まだケリーが食べたことのない、うさぎが気になったのですが、今回は大好物の鹿を選択。予想どおり瞬殺でした。

本当は撮影のためにもう少し待ってもらいたかったのですが、プレッシャーに負けました……。あまりに夢中なので、一口味見してみたところ、ほほう美味しいじゃないですか! 犬用なので味付けはされていませんが、素材の味そのものが美味しく、食感も多彩です。そして当たり前ですが、カラダにも良さそう。なお、こちらのルームサービスディナーは、「“愛犬の健康ごはんセミナー”付き宿泊プラン」での宿泊でなくてもオーダー可能。また、愛犬の体重によってボリュームを変えて提供しているそうです。

じつは私、夕食は、オールデイダイニング「ORIGAMI」で好物の排骨拉麺(パーコーメン)を食べようと心に決めていたのですが、ルームサービスをお願いして、ケリーと一緒に客室でホテルディナーを楽しむことにしました。別に聞かれていませんが勝手にお答えすると、私はナポリタンをいただきました。野菜たっぷりで少しクリーミーなナポリタンも「ORIGAMI」の名物メニューのひとつです。

なお、プランには、人間の朝食(ルームサービス、もしくは「ORIGAMI」)も含まれています。「ORIGAMI」では、朝食券で排骨拉麺が食べられることもここにお伝えしておきましょう。

素敵なホテルで愛犬と過ごす1泊2日はやはり楽しく、チェックアウト時は後ろ髪をひかれてしまいます。まあまた来ればいいか(笑)。「ザ・キャピトルホテル 東急」は、東京の真ん中にいることを実感できる客室からの眺望も魅力で、ケリーのお腹をマッサージしながらのんびりとした時間を過ごすことができました。地下鉄で十数分の場所でこんなにリフレッシュできるなんて! そして、犬の飼い方って誰も教えてくれませんから、こうやって学ぶ機会があるのは貴重! 新たな視点を得ることができました。よし! 学んだ知識をいかして、楽しくヘルシーにダイエット頑張ろうね、ケリー。

 

キャピトルホテル 東急
愛犬の健康ごはんセミナー付き宿泊プラン
https://www.tokyuhotels.co.jp/capitol-h/stay/plan/81428/index.html


Text and Photos by Aya Hasegawa, Edit by Miyako Akiyama

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。