こんにちは、久しぶりにコラムに登場することになりましたが、どこにも出かけたくないサバトラ猫ノアです。絶対に出かけませんよっ。
猫は家に付くもの。動かないことに決めました。
「ノアさん、ご出勤ですよ!モデルですよ!早く出かけないと!!」
いつになく協力的な黒犬スキです。
「おい黒犬、自分が何をしているかわかっているんだろうな、、」
「すいません親分!やはりノアさんは裏切れません!」
秒速で寝返った悪魔犬です。うむ。
何事もなかったかのように、庭を監視中の二人(匹)。さあ、ノアさん、出かけるよ。今日はノアとノルマンディー地方の古都、ルーアンに向かいます。
はい、というわけで一瞬で到着しました。パリからは2時間、我が家からは1時間の場所にあるルーアン。モネの連作大聖堂や、ジャンヌ・ダルクゆかりの地として有名です。
ノア、リュックもまあまあ楽でしょ?こちらはPETSFITというメーカーのものです。
よいしょっと。上からも出られます。
「ちなみに、モデル代は高くつくわよ」
ははっ。秘蔵のちゅーる一本でなにとぞ、、。
「登れるかしら、、」
ウチの窓と似てるけど、ここは登らないようにお願いします!
一応、モネが描いた大聖堂前で記念写真。猫、こっち向いてませんけど。
大聖堂裏手に廻っていくと、古い街並みが残るSaint romain通りにでます。
ノアといえば姫、姫といえばケーキというわけで、1902年に作られた古い鉄工房を2002年に改装して作られたサロン・ド・テ、「Dame Cakes」にやってきました。いつも行列している人気ぶり。
Dame Cakes
https://www.damecakes.fr/
中庭、一階と二階にそれぞれテーブル席があります。
お気に入りは二階席。大きな窓が開放的で、窓に映るアールヌーヴォーな鉄細工と大聖堂を眺めながらお茶ができる空間です。エプロン姿のウェイトレスさんたちが忙しく立ち回りつつ、感じが良いのも有り難い。
はいはい、今膝の上に来られるからね。
さすがに猫連れはあまり見かけませんが、犬のみならず猫もウエルカムという寛大な国フランス。
窓の鉄細工を通して、春の光がゆっくりとテーブルの上に落ちてきます。
そしてケーキ。こちらはヨーグルトケーキで、赤いフルーツのソース添え。写真に騙されて(←オイ)、洗練されたパティスリーを想像してはいけません。そういうものはパリのエルメや、パラスホテルのパティシエたちにまかせておけば宜しい。ここで食べられるものは洗練ではなく野暮、いや違った、おばあちゃんのお菓子なのです。ホームページにも、ちゃんとそう書いてあります。
ノアさん、ダメだよ。あちらはカシスとスミレのケーキ、ホワイトチョココーティング。響きは乙女ですが、味はおばあちゃんです←表現!
「指だけ舐めておくわ〜」
あ、ノアの鼻にマスカルポーネクリームが、、。
「ぺろり」
「うま、うまままま、、、!!」
落ち着いてください、姫さま。
出かけるのは久しぶりでしたが、徐々に慣れてきたノアです。
運ばれてきたケーキとお茶が置かれるキャビネットの佇まいも、この場所に似合っていました。
さて、お茶を飲んだら次回はMade in Normandieな鞄屋さんへ向かいます。猫とルーアン散歩、第二回目もどうぞお楽しみに。