「界 鬼怒川」で愛犬と楽しむ温泉×いちご満喫ステイ

トラベルライター長谷川あやさんが愛犬ケリー(ミニチュア・ダックスフンド)と行くラグジュアリートラベル。今回は全国に展開している星野リゾートの「界 鬼怒川」へお出かけです。

 

 

敷地内の遊歩道で、空を見上げて、たそがれるケリーさん。

国内外で複数のホテル、旅館を運営している星野リゾート。このところ、毎月のように新たな施設をオープンさせていて、もはや情報についていけません(笑)。

聞けば、星野リゾートでは、2022年4月現在、13の施設で、愛犬を受け入れているとのこと。一度は、星野リゾートの施設に、愛犬・ケリーと一緒に訪れたい。そう思い、リサーチをしてみたのですが、どの施設も独自の個性を放っていて、き、気になる!

例を挙げてみると、「リゾナーレトマム」(ドッグフレンドリールーム4室)に併設するスキー場には、冬場、愛犬と一緒にスキー・スノーボードを楽しめる「わんわんゲレンデ」がオープン。「わんわんゲレンデ」って(笑)。なんですか、その愛犬家を前のめりにさせる企画は! また「奥入瀬渓流ホテル」(ドッグフレンドリールーム2室)では、愛犬と一緒に、奥入瀬渓流のプライベートツアーに参加できるらしいですよ。行きたい……。

都心から鬼怒川温泉までは特急電車を使って約2時間10~30分。電車の揺れが大好きな愛犬はずーっと寝ていました。

そんななか、記念すべき、”ファースト星野リゾートwithケリー”プロジェクトの目的地に選んだのは、「界 鬼怒川」でした。我が家からは東京メトロと東武線でのアクセスなので、ケリーの乗車料(運賃)がかからないんです~、じゃなくて、冬場から早春にかけて、「愛犬と楽しむ温泉×いちご滞在」というプランを実施していたんです。こちら、犬と人間両方に、いちごのおやつが用意されているという、いちごの生産量で日本一を誇る栃木県の施設ならではの企画。ウチのケリーさん、いちごが大好物なんです!

そして、何より、プランの紹介ページにあった、この写真! 

この1枚に目が釘付け! なにこれ、やりたい(笑)。

やってみた(笑)。水面に私の半裸、写ってないよね⁉

これ。やりたいんですけど(笑)。結論から申し上げれば、お風呂や海など、水がたくさんある場所があまり得意ではないケリーさん。いちごのおやつで釣っても、浴槽には近づこうとしません。でも、いいんです。温泉につかりながら、テラスでちょこまかしている愛犬を愛でるのは、それはご機嫌な時間でしたよ~。

そんなわけで、1泊2日の滞在を、振り返ってみようと思います。

鬼怒川駅から「界 鬼怒川」までは1キロ強。歩いてアクセスする人は、あまりいないんじゃないかと想像しますが、歩きましたよ(笑)。倹約のためじゃないですよ。ずっと電車のなかで、ケージに入っていたケリーさんのお散歩を兼ねて、です。

宿の少し前からは遊歩道になっています。川音を聴きながら、落ち葉を踏みしめて歩く愛犬は、心なしか楽しそうに見えました。

「界 鬼怒川」には、益子焼や黒羽藍染めの染物などの栃木の伝統工芸品など、栃木県の職人の技をモダンにアレンジした客室が40室あります。そのうちドッグフレンドリールームは、1室(107号室)のみ! ぜひ予約ページをチェックして、その人気の高さをご確認ください。なかなかの競争率です。で、その実力やいかに!? これも先に言ってしまえば、とても快適でした!

48室すべての客室は「とちぎ民藝の間」の名のもと、益子焼や黒羽藍染、大谷石など、民藝品がモダンに設えられています。

ドッグフレンドリールームのリビング。この手前が寝室になっています。

浴槽には近づかないものの、テラスからの絶景を楽しむケリー。

私のお気に入りポイントその1は、すでに触れているように、客室のテラスに温泉露天風呂が備えられていること。犬はもちろん入ることはできませんが、犬を眺めながらの入浴は、愛犬家冥利に尽きます……。食事と寝る以外の時間は、ずっと入っていたかったくらいです(笑)。アルカリ単純泉のやわらかなお湯がまた気持ちよかったなあ。

5.5キロと、ミニチュア・ダックスフンドにしては、ややぽっちゃりの愛犬が小さく見えます!

ドッグランのエントランスには、イカしたお友達がいましたよ! ケリーさんは完全スルーでしたが(笑)。

この日ばかりは足洗い場も独り占め。飛び出し防止の柵も付いているので安心です。

そして、客室にはウッドチップを敷き詰めた、47平米のドッグランが併設されています。47平米! あまり公表したくはないですが、私のマンションとそう変わらない大きさです。さあ遊びなさいなと解き放っても呆然としているケリーさん……。そりゃそうだよね。ドッグラン自体、久しぶりだし。でも、多少時間はかかりましたが、状況を把握すると、おそるおそる遊び始めました。

お犬様用のいちごのおやつ。美味しそう!

フードボウル(もちろん益子焼)は犬が食べやすい角度を計算して作られています。

お待ちかねのおやつは、人間用も愛犬用も、栃木県の伝統工芸品である益子焼の器に盛り付けられていました。愛犬用に用意されていたのは、クッキー、フリーズドライ、ムースケーキ。もちろん、いちご尽くしです。ケリーさんが、「こ、これは……」と息をのんだのが、飼い主の私にははっきりとわかりましたよ! あまりのはしゃぎっぷりに、人間用に用意されていた、いちごの実もプレゼントしちゃいました(笑)。ケリーさん、いちごスイーツビュッフェに夢中になる人間の気持ちを理解してくれたんじゃないでしょうか。

今回のお留守番スタイル。

食事(人間)は、食事処でいただきます。その間、犬は客室でお留守番となるわけですが、私が部屋を出るときは切なそうな声をあげて尻尾を下げていたケリーさん、部屋に戻ってみると、「ん、戻ってきたの?」てな感じでまどろんでいました。たくさん移動したし、たくさん遊んだし、大好きないちごもいっぱい食べて、大満足だったね。ゆっくり休んでちょうだい。ママは、ビールでも飲みながら、Netflixでも観るよ……。で、しばらくしたら、もう一度、部屋の温泉にでも入ろうかな。


まもなく新緑のシーズンが到来。気持ちいいんだろうなあ。

今回は、いちごプランでの滞在でしたが、普通に愛犬とステイするだけでも、充分に癒される旅が満喫できるはずです。難点は、人気が高すぎて、予約が難しいということくらい(笑)。

「まだまだ食べらるんですけど……」と言っているよう(笑)。

そして、誰にも聞かれていないのに告白します。星野リゾートwithわんこ旅、次は「リゾナーレ八ヶ岳」を狙っています。同施設は、2020年4月に、愛犬と一緒に泊まれる「レジデンスペットテラス付」(計4室)をリニューアル。さらに、メインダイニングの「OTTO SETTE」の個室で、犬とともに食事ができるようになったとのこと。愛犬用のメニューも用意されているそうですよ。これまで、テラス席でしか犬を連れて食事ができなかったビュッフェ&グリルレストラン「YYgrill」でも店内に犬が入れるエリアを設けたとのこと。愛犬、飼い主そろって食いしん坊の我が家としては、もはや「行く」、そして、「食べる」以外の選択肢はありません。

 

界 鬼怒川
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikinugawa/


Text and Photos by Aya Hasegawa, Edit by Miyako Akiyama

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