行き届いたおもてなしで愛犬もうっとり!「ザ・ペニンシュラ東京」

トラベルライターの長谷川あやさんが愛犬ケリーと旅する連載。今回は都心の「ザ・ペニンシュラ東京」にステイします。ペニンシュラ伝統のページボーイの制服に身を包んだケリー、キュートすぎますね!

 

 

ここ1、2年、愛犬とともに泊まることができるラグジュアリーホテルが増えています。でも、やはりその老舗といえば、「ザ・ペニンシュラ東京」。仕事の打ち合わせなどで、1階のザ・ロビーを利用している時、宿泊のゲスト(たぶん)が愛犬を抱いて、散歩(たぶん)に連れだしているのを何度か目にしたことがあります。ネットで確認したところ、「ザ・ペニンシュラ東京」では、開業の翌年の2008年から、犬同伴の宿泊を受け入れていて、現在は、1室につき1頭(15kg以下)まで、どのタイプの客室でも1万5000円(税込)の追加料金で泊まることができるのだとか。2008年? それって、2014年生まれのケリーのお母さんもまだ生まれていなかったはず……。さすがだぜ、ペニンシュラ!

部屋に入るや否や、無理やりベッドに乗せた図(笑)。そしてその横には人間様のベッドが!

ケリーを飼いはじめ、「いつかはケリーとペニンシュラに泊まろう!」と、抱き続けていた野望を実現する時がついにやってきました! というわけで、わんこと都心でラグジュアリーステイ、キメてきましたよ。

まずは探検へ。バスルームも広いねぇ、楽しいねぇ

ちなみに、「ザ・ペニンシュラ東京」では、2021年から、『ペニンシュラ・タイム』という、これまたすばらしいプログラムを導入しているんです。ザ・ペニンシュラホテルズに直接予約した際には、到着日は朝6時からチェックインができ、さらに、出発日は22時までチェックアウトを延長できるのです(適用除外日あり。チェックインの24時間前までに要連絡)。なんと最大40時間、滞在可能! すごくないですか(笑)。ここぞとばかりに、たっぷり寛いじゃいました。

で、今さら私が言うまでもありませんが、立地がまたすばらしい! JR有楽町駅も、日比谷駅もすぐそこ。私のような電車移動派にはうれしい限りです。もはや、日比谷公園、皇居外苑も私たちの手中に(笑)。

日比谷でお散歩アリバイ写真たち(笑)。ええ、必死で撮影しましたが何か?

そして、前述のとおり、館内は抱きかかえの移動が許されています。今、改めてHPの規定を確認したのですが、「客室以外の館内は、同伴犬を腕に抱えて、もしくはケージに入れてのご移動をお願いしております」と記載がありました。犬を受け入れてくれるホテルでも、犬特化型のホテルでもない限り、ロビーなどのパブリックスペースでは、犬はケージに入れておかなければならないケースがほとんどです。まあ仕方ないのですが(泊めてくれるだけでもありがたい!)、ケージを背負いながらの散歩はけっこう面倒くさかったりするんですよね~。チェックイン時は、暴れられても困るので(笑)、そのままケージに入れておきましたが、散歩のとき、抱きかかえで移動できる楽ちんさを実感し、改めて「ペニンシュラ、神!」って思いましたね(笑)。

こういう写真が撮りたいんですけどねぇ。プロはさすがです!

客室の愛犬用のアイテムも充実しています。愛犬用のベッドは、P.L.A.Y. Pet Lifestyle And You製。愛犬とラグジュアリーホテルに滞在するとき、私の最初の仕事は、ホテルこだわりのベッドに、ケリーを乗せることだったりするのです。なにぶんケリー嬢、初めて見るベッドには、自ら乗ろうとしません。お願い、頑張って~! 今回もかなり渋っていたのですが、このベッドは無理やり乗せたところ、よほど快適だったのか、すぐにまどろんでいました。犬と旅行するようになってわかったのは、「犬も良いものはわかるのね」ということです。後述しますが、食べ物も、しかり、でした。


このロゴ入りキャップもきゃわゆい!

おやつにおもちゃ、そして「ザ・ペニンシュラ東京」オリジナルのロゴ入りキャップのプレゼントもうれしい限り! そして、じゃじゃーん。今回の旅のハイライトともいうべき、コレですよ、コレ。「ザ・ペニンシュラ東京」に宿泊すると、滞在中、愛犬用のザ・ペニンシュラのページボーイの制服を借りることができるのです。全力で帽子を拒絶するケリーですが、私だって全力です(笑)。ここで妥協はできません(笑)。なお、ページの制服は事前にサイズを予約する必要があります。サイズは、XS、S、M、L、LLから選べ、先着順とのこと。宿泊の予約を入れた時点で、制服の予約もすべし、です。

これですよ、これ(笑)。やるしかないでしょ!

で、ご存じでした? 予約をすれば本物のページスタッフさんに、お散歩をお願いすることができるのです。……これは、お願いするしかないですよね(笑)。ページさんに連れられた、ページ姿の愛犬を、前後左右から撮影しつつ、「かわいいかわいい」を連発する私……、完全にヤバい人でした。聞けば、このサービス、当初は、飼い主さんが銀座に買い物に出かけている際に犬を預かる、といった趣旨のものだったらしいのですが、今ではすっかり撮影会になっているとのこと。……まあ、そうなりますよね(笑)。

夢のような時間(笑)。何度も帽子を取ろうと頭をぶるぶるさせましたが、根性で職務を全うさせました。ページさん、お付き合いありがとうございます!

そして、もうひとつ、愛犬のための特別なサービスをご紹介しましょう。2021年夏にスタートした、『愛犬とお食事&ステイ』プランでは、最上階である24階のステーキ&グリル「Peter」の個室で、愛犬と一緒にディナーを楽しむことができるのです。広々とした個室では、愛犬を自由に遊ばせておくこともできるのだとか。愛犬用のケージ、そして、ホテルのロゴ入りのベッドまで用意されていて至れり尽くせりです。

ゴージャス空間でおすまし顔のケリーさん。

私のシャンパンを狙っているケリーさん(笑)

夕暮れ時のムーディーな個室、眼下に東京の夜景が広がる煌びやかな空間に緊張したのか、ケリーさんは少しおすましモード。しばし私の足元で固まっていましたが、愛犬用の食事が来た瞬間、本気モードのスイッチがカチッと入ったのが私にははっきりと聞こえました(笑)。

「ラブラローフ」。さすがに横取りはしませんでしたが人間が食べても美味しいんじゃないかと思われます。

暴れだしたら、ケージに入れておくこともできます(笑)

『愛犬とお食事&ステイ』プランでは、愛犬の食事は、ホテルシェフが手がけた(!)、鶏肉、牛肉、魚、野菜の4種類(大きさは各2種)のなかからチョイスすることができるのですが、今回は「ラブラローフ」(牛肉パテ・ブロッコリー・キャロット・りんご)をオーダー。やだ、かわいいし、見た目からして美味しそう……。人間様(私)もときめいてしまいます。案の定、全力でがっつき始めるケリーさん。少し量が多めだったので、翌朝の分をとっておこうかと思ったのですが、あまりの必死ぶりに途中で止めることができませんでした。

「え、これも食べていいの?」と最初はかなりと惑い気味(笑)。

そして、ペロリ。

ちなみに、愛犬のバースデーには愛犬用のお誕生日ケーキを用意してくれるサービスも。盆と正月が一緒に来たかのようなケリーさん、卒倒してしまうのではないかと心配になるくらいテンションマックスでした。

華々しいサービスにうっとりとろける人馬ならぬ、人犬ですが、長く愛犬を受け入れてきた、「ザ・ペニンシュラ東京」ならではのサービスにもグッときました。たとえば、客室には、散歩コースや動物病院、愛犬を同伴できる近隣のレストランを掲載した、『わんちゃんのイエローページ』が用意されていました。また、わんこ向けのサービスというわけではありませんが、非接触でモノの受け渡しができるバレットボックスもいい仕事をしてくれました。

ケリーは来客が苦手。チャイムの音に騒ぎ出し、宅配業者に吠えまくる、人見知り犬なので、氷などをお願いした際にはとても助かりました。また小さなことかもしれませんが、「ザ・ペニンシュラ東京」は、ケージ(クレート)に入れておけば、2時間までなら、犬を客室に残して外出OK! ちょっとそこまでと買い物や食事に出かけることもできます。

最後には帽子をかぶったまま寝てしまうというくつろぎっぷり! 単に抵抗するのに疲れたという説もありますが……。

そして、なんといっても客室が素敵なのです。以前、ワーケーションと称して(ほとんど仕事せず飲むか寝るかプール行くか、という体たらくでしたが楽しゅうございました♡)、ひとりで泊まったことがあるんですけど、ココ、いちばんスタンダード(=コンパクト)な客室でも、庶民の1人や2人、住めるような、広々としたウォークインクローゼットが設けられているのです。ケリーさん、ドッグランかと勘違いしたようなので止めるのが大変でしたが……(笑)。

ロビーにある『臥龍の門』。次回、訪れた際はここで犬と記念撮影をしようと目論んでいます。

そんなわけで、たっぷり「ザ・ペニンシュラ東京」ステイを満喫した私たちですが、後から考えてみれば心残りもあります。興奮しすぎて忘れていたのですが、1階ロビーにある、ペニンシュラを象徴するアート作品『臥龍の門』の前で記念撮影をすればよかった……! そして、これからの季節は、丸の内仲通りエントランスにある「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」のテラスでお茶をし、日比谷公園の松本楼のテラス席で食事をする、なんて優雅な時間も過ごしちゃったりして。あーページの姿で、銀座を闊歩するのもいいな(笑)。夢は広がります。

ザ・ペニンシュラ東京
東京都千代田区有楽町1-8-1
☎︎03-6270-2888
https://www.peninsula.com/ja/tokyo/5-star-luxury-hotel-ginza


Text and Photos by Aya Hasegawa, Edit by Miyako Akiyama

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